数十年前から日本の小売業のトップであった百貨店業界。
老舗百貨店を巻き込んだ合併なども近年盛んにおこなわれていますよね。
国内の消費の冷え込みなどの影響を受けている百貨店業界ですが、その売り上げはどのような推移をたどっているのか?気になると思います。
本記事では、百貨店業界の売上高ランキング、さらに現状と今後の動向について紹介していきます。
参考にしていただければ幸いです。

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午後7:12 · 2021年8月16日·Twitter Web App
【百貨店業界】売上高ランキングTOP9
まず、百貨店業界の上位9社の売上高を以下の表でまとめました。
百貨店業界 売上高ランキング(最新版)
順位 | 企業名 | 売上高(百万円) |
1 | 三越伊勢丹ホールディングス | 1196803 |
2 | エイチ・ツー・オーリテイリング | 926872 |
3 | 東京急行電鉄 | 703183 |
4 | セブン&アイ・ホールディングス | 592100 |
5 | 小田急電鉄 | 526675 |
6 | J・フロントリテイリング | 459840 |
7 | 近鉄百貨店 | 282700 |
8 | 丸井グループ | 251415 |
9 | パルコ | 89969 |
上の表では、2018年度の各社の売上高を示しています。
各社で売上高がどのくらい違うのかが分かりにくいので、以下では売上高を図で表してみました。
売上高第1位である、三越伊勢丹グループは三越・伊勢丹・岩田屋・丸井今井の4つの暖簾を持っていて、売上高の約8割を占めています。
特に、東京の中心に位置している3店舗(伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店)は三越伊勢丹グループの強みとして位置づけられています。
一方で、売上高第2位のエイチ・ツー・オーリテイリングは、大阪・梅田エリアを中心にして事業を展開しています。
阪急百貨店・阪神百貨店などが百貨店事業の代表例で、関西に6店舗、関東に3店舗、九州に1店舗となっています。
百貨店業界について
百貨店業界の現状
グラフは百貨店業界の各社の売上高の推移を表したものです。
各社の売り上げ規模の推移を見ることで、百貨店業界の現状や今後の動向を考えることができます。
百貨店業界はの売上高は減少傾向にあることが読み取れると思います。
また、同様に百貨店業界の市場規模も縮小し続けています。
百貨店業界は再編統合は相次いでおり、最大手が縮小している市場をいかにして奪い取るかという時代にあります。
百貨店業界の動向
百貨店はブランドイメージなどの理由から、小売業の頂点に位置していましたが、度重なる消費低迷や専門店、量販店の台頭により、売り上げを下げ続けている印象にあります。
さらに、各社は採算の取れない地方の店舗を縮小・閉店することで都心に特化してニーズに応える戦略をとっています。
また、訪日外国人観光客による「爆買い」も話題になっていましたが、これによる売上高の増加は一部都心地域に限られており、地方の百貨店は厳しい状況です。
訪日外国人向けのサービスの増強などもニュースになっていた一方で、「日本人の昔からのお客さんをないがしろにしてしまっているのでは?」といった批判もあり、サービスの方向性も難しい状況にあります。
結果、消費税増税が今後も待ち受けており、百貨店業界の今後は依然として暗雲が立ち込めています。
まとめ
業界全体として規模が減少傾向にある百貨店業界で生き残れるのは、大手数社であることが予想されます。
また、その大手数社もそれぞれ統廃合することも十分考えられることです。
一方で、各社生き残りをかけてユニークな試みや、経営戦略の転換なども積極的にしており、面白い業界であると思います。
業界研究だけでなく、各社の企業研究も十分に行うことが大切です。