
CROの臨床開発職のインターンに参加してみて、『薬』以外にも『医療機器』の臨床試験の受託もしていることを学びました。
しかし、『医療機器メーカーの臨床開発職』に就くためのノウハウや体験談ってネット上に少ない…。
当記事では、上記のご要望にお応えする記事となっています。
『臨床開発職』は狭き門なのに、多くの学生が製薬 or CROと2択に絞っているのがもったいない
医療機器の臨床開発とは?
多くの学生の方は、治験=薬というイメージが強いのではないでしょうか?
実際には、以下にあるように医療機器も世のなかに出すためには、治験(臨床開発)を行う必要があります。そのため、医療機器メーカーは臨床試験を遂行する『臨床開発職』を求めています。
医療機器の安全性・有効性および、製造販売する企業の品質管理・安全対策が厳しく問われる現在、承認申請には専門的な知識と手順が必要です。
また、高度管理医療機器においては、科学的・倫理的妥当性に基づく臨床試験(治験)の実施、有効性・安全性に関する製造販売後情報収集の徹底が要求されます。
引用元:イーピーエス株式会社
ちなみに、イーピーエス株式会社の受託している臨床試験の内、約1/4は医療機器の臨床開発で占められています。

医療機器の臨床開発に携わるためには、やっぱりCROに入らないと出来ないの?
今から、CROではなく、医療機器メーカーの臨床開発職のオファーを手に入れる方法を解説します!
医療機器メーカーの臨床開発職のオファーを手に入れる方法
医療機器メーカーの臨床開発職については、「リクナビ」や「マイナビ」には掲載されていません。つまり、多くの学生は医療機器メーカーで臨床開発職の求人があることすら知らない状態なんです。
私の体験談
私は、OfferBox に登録していたため、医療機器メーカーの臨床開発職のオファーを頂くことが出来ました。OfferBox に登録して2~3週間後に、医療機器メーカー(東証1部)の人事の方から以下のようなオファーをメッセージで頂きました。
オファーの内容は、
- 臨床開発職・薬事職を募集していること
- 会社説明会に参加しませんか?
といった内容でした。
オファーメッセージを頂いた後は、そのままサイト上でやり取りを行うことができました。
リクナビやマイナビと異なり、オファー(スカウト)型の就活サイトです。
スカウト型なので企業の人事の方も非常に熱心に対応してくださり、気になる点や不安な点等も説明会に参加する前から答えてくださりました。
- サイト名:OfferBox
- 公式サイト:http://offerbox.jp/
- 利用料金:完全無料
OfferBoxのメリットとデメリット
私が利用して感じたメリット
- 登録するのも利用するのもお金がかからない。
- プロフィールを登録し放置しておくだけで、企業に自分を見つけてもらえる。
- 特別選考やインターンの招待が届く。
- 無料の適性診断も受けることが出来る。
少し不満に感じたデメリット
- プロフィール登録が少し大変。(私は、約1時間ほどかかりました。)
- オファーをもらえるかは限らない。
まとめ
私は就活では、製薬、医療機器、化粧品などを見ていました。
OfferBox で企業からオファーを頂くことで、自分が知らなかった『医療機器メーカーの臨床開発職』という道を気づくことができたため、登録してよかったと思います。
また、本記事のように、リクナビやマイナビ経由という王道の就活ルートでは知ることが出来ない情報が手に入ることがあるため、登録しておくだけでも損はないと思います。