【CRO業界】治験契約ランキングと受託領域を比較『大手と中小に着目』

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CROのCRAとして働きたいけど、どのような臨床試験が行われているんだろう?

各CRO間で強い領域とかあるのかな?

CRO業界を志望している人は、「がんの臨床試験に携わりたい」「再生医療の臨床試験をやってみたい」「いろいろな領域を経験したい」といった希望があると思います。

では、実際のところCROの臨床試験の実績はどのくらいあるのでしょうか?

本記事では、そういった疑問に答えるために、受託している臨床試験数臨床試験の領域についてのデータをまとめました。

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CRO業界全体の臨床試験の受託実績

疾患領域別の内訳(2018年)

※マルチナショナルスタディとは、同時期に同一プロトコールで複数国で実施されたスタディとされている。

疾患領域別のプロジェクト数の割合では、腫瘍が最も多く、次に代謝性疾患中枢神経の順であった。

フェーズ別の割合(2018年)

フェーズ別の割合は、2017年とほぼ同じであった。

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各社の臨床試験の受託実績

疾患領域別受託数の割合

シミックイーピーエス
  • 1997年10月~2017年8月の実績

  • 2013年10月~2018年9月の実績
  • 過去5か年の受託プロトコール数:2,072件

MICメディカル新日本科学PPD
  • ~2019年4月の実績

  • 過去5か年の実績

CACクロアリニカル
  • 自己免疫疾患
  • 腎疾患
  • 代謝内分泌疾患
  • 輸液・透析製剤
  • 呼吸器疾患
  • ウィルス感染症疾患
  • 虚血性心疾患
  • 眼疾患
  • 慢性疼痛疾患
  • オンコロジー領域など
  • 過去5か年の実績

シミックの受託領域の特徴

幅広い疾患領域だけでなく、がん、核酸医薬や再生医療等製品を含む先端領域をカバーし、ほぼすべての臨床領域を支援している

さらに、医療機器の臨床開発のサポートの経験もある。

イーピーエスの受託領域の特徴

シミックと同様に、幅広い疾患領域をカバーしている。

さらに、バイオベンチャーなどの新規顧客などを拡大することで、今後の受注拡大を目指している。

 

比較して分かることは、いづれの企業も、がん系・中枢神経系・代謝系はほぼ共通して力を入れていることです。
一方で、大手2社と比べて、他CROでは受託領域を特化していることがわかります。

すなわち、核酸医薬や再生医療等製品など臨床試験のノウハウが必要な領域は、大手CROに任せて中小CROはニッチな領域をカバーしていると考えられます。

フェーズ別受託実績の割合

シミックイーピーエス
  • 1997年10月~2017年8月の実績
  • 013年10月~2018年9月の実績
  • 過去5か年の受託プロトコール数:2,072件
MICメディカル新日本科学PPD
  • ~2019年4月の実績
no data
CACクロアリニカル
  • Phase1
  • Phase1/2
  • Phase2
  • Phase2/3
  • Phase3(医師主導治験含む)
  • Phase4
  • 市販後調査
  • 過去5か年の実績

シミックの受託フェーズの特徴

CRO全体で最も割合が高いフェーズは、第3相試験であった。
同様に、シミックも第3相試験の受託割合が一番高いことが分かりました。

イーピーエスの受託フェーズの特徴

イーピーエスの受託フェースの特徴として、PMSが高いことが挙げられます。

PMSとは、Post Marketing Surveillanceの略です。
医薬品や医療機器が販売された後に行われる品質、有効性、安全性の確保を図るための調査のことを指します。
日本語では、市販後調査と言います。
 
他CROもシミックと同様に、第3相試験の受託割合が高いことが分かります。
しかし、モニターの数や受託規模では、中小CROの規模を小さいと思います。
 
参考資料
・日本CRO協会 2018年年次報告書
・各社ホームページ
 
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