本記事では、インターンシップ~本選考にかけて、新日本科学PPDの選考を通じて体験したことをレビューしていきます。
製薬業界以外にも、CRO業界も見ておこうと思う方も多いのではないでしょうか?新日本科学PPDのインターンシップに参加すると、早期で本選考を受けることが出来ます。その目的もあって、私はインターンシップに参加しました。
是非、参考にしてみてください。
インターンシップ~本選考までの流れ
新日本科学PPDのインターンシップは、夏~冬まで何回か継続的に行っています。私が経験した、インターンシップから、本選考までの流れは以下のようになります。
- 9月中旬:インターンシップ(1回目)
- 11月下旬:インターンシップ(2回目)
- 1月末:本選考
インターンシップの感想
インターンシップは、合計2回参加しました。
選考スケジュール
- エントリーシート〆切:9月初旬(第2弾〆切)
- 書類選考結果 :9月初旬
- インターン参加日 :9月、11月
6月初旬には、マイナビでのエントリーがスタートすると思います。チェックしましょう!
1回目のインターンは第1弾と第2弾の2回行われます。第1弾の〆切は、7月末です。しかし、第1弾、第2弾のどちらに参加しても、インターン参加組の同期選考は同時に始まります。
そのため、どちらに参加しても関係ないと考えてもらって問題ないと思われます。
また、1回エントリーシートを提出することで、その後のインターンや本選考ではエントリシートを出す必要はなくなるため、楽だと思います!!
エントリーシート内容
- ゼミ・研究の概要(予定でかまいません) 400字
- 志望動機 300字
- 人生でもっとも大切だと考えていること 20字
- その理由 200字
- 自己PR 300字
- 応募に当たっての意気込み 300字
「人生でもっとも大切だと考えていること」。就活始めたてだった私にとって、難しい質問でした。
私は研究やゼミを通じて、自分なりの考えを常に持ち発信することが大事であるという考えを持っていたので、そのことを書きました。
皆さんもぜひ、自分の言葉で書いてみてはいかがでしょうか。
9月のインターンシップ(1回目)の感想
実施内容
- 実施時間:1day
- 実施場所:東京
- 実施内容:業界説明、会社説明、ランチ、グループディスカッション、偉い人の話
業界説明・会社説明
業界説明は、他社CROの説明とさほど変わりませんでした。
会社説明では、新日本科学PPDがジョイントベンチャーであることをとても強調していました。
つまり、外資大手CROであるPPDと、内資の新日本科学のジョイントベンチャーであるということです。
ランチ
東京本社が聖路加タワーですが、併設しているホテル?みたいなところでコースのランチでした。また、社員さんが一つのテーブルにつき、一人ついているため、お話を聞きながら食事を食べる形式でした。
ちょっと緊張する感じで、あまり食欲がわきませんでした(笑)
社員さんの不満点としては、やはり給料や待遇面だそうです。どこのCROもそうだと思いますが、住宅手当が出ないのに勤務地は都会であるのが、地方出身者にとっては生活が大変らしいです。
逆に、満足している点は、比較的定時で帰ることが出来る点・出社する時間が決まっていない点だそうです。もちろん忙しい時期もあるそうですが、比較的自由な職場らしいです。
グループディスカッション
有害事象であったり、実際のCRAの仕事をグループで体験するといったものでした。
内容については、あまり重要ではなくどのようにグループでまとめるかが大事でした。
新卒担当の方のフィードバックとしては、
- 結論を出す
- 定義を決める(CROなのか、CROのCRAなのか、PPDのCRAなのか…)
といったものをアドバイス頂きました。
皆さんもぜひ、この2点を意識してグループワークをしてみてください。他のグループワークなどでも同じことを指摘されたことがあるので、大切なことだと思います。
11月のインターンシップ(2回目)の感想
実施内容
- 実施時間:1day
- 実施場所:東京
- 実施内容:社長の話、開発のトップの話、ランチ、CRAのロールプレイの見学、ディベート、偉い人の話
社長の話・開発のトップの話
- 社長が大切にしている考えを聴くことが出来ました。会社説明会やインターンシップでは、会社のことについて学ぶことが出来ますが、社長の考えを直接聞くことが出来る機会はありませんでした。そのため、今後社会人となるうえで、貴重な話を聞けたと思っています!また、社長と現場の距離が近いことを実感しました!
- 開発のトップの方(Kさん)から、PPDの強みや今後の戦略、社員教育について聞くことが出来ました。Kさんは、外資製薬企業を渡り歩いた後、前職はパレクセルで勤務、その後新日本科学PPDのトップを務めているらしいです。ランチの時間でも様々なことを質問することが出来、勉強になりました。
ランチ
1回目と同様です。Kさんの話は、現実的な今後のビジネス戦略を聞くことが出来て、とても面白かったです。
個人的に、新日本科学PPDの偉い方には、様々な経験をされている方がいて、お話が面白いという感想を持っています。(このことと会社の良さはあまり関係ないですが…)
ロールプレイ、ディベート
- ロールプレイ
CRAの方の病院訪問をしている雰囲気を見学しました。特にスタートアップミーティングといって、治験を始めるときにどの病院を選定するのかという段階を見学しました。
CRAの方が病院の先生を訪問して、臨床開発の要件であったり、どのくらいの患者数が見込まれるのかなど、短い時間で端的にディスカッションする様子を見学しました。
- ディベート
与えられた設定の下、どうにかして他の班を論破できるかといった内容でした。班が4つあって、それぞれ設定が異なっていたのに、全体でディベートするため、ハチャメチャな感じになりました。
➝フィードバックの際には、積極性が大事であると言っていたので、人事の方は内容をあまり聞いていないと思います。
1回目のインターンシップでフィードバックされたことなのですが、定義づけは今回も重要でした!全体で共有している1つの定義がない時には積極的に、定義づけを提案してみましょう!!
インターンシップの感想【まとめ】
新日本科学PPDは、他社と比べて少し癖が強い会社だと思います。特に、トップの方たちのワンマンな印象があります。そのため、少し宗教色が強いと思われる方もいると思います。
個人的には、インターンシップでよいことしか言わなかったため、少し怖いという印象をもちました。(つまり、あくまで個人的な感想なので、皆さんもぜひ参加してみてみましょう)
また、ランチや様々な機会で、インターンの頻度に対してあまり社員さんの方と話す機会がなかったことも気になった点です。
正直何かを隠しているのか。又はインターン生と話す機会がないほど現場の社員さんが忙しいのではないか。新卒採用に回す人材が不足しているのか。などなど考えてしまいました…
インターンシップに参加することで、以上の点を学ぶことができたため、ある意味では会社説明会などで得られない収穫があり、よかったと思いました。
本選考
選考スケジュール
- グループ面接:1月初旬
(私は、グループ面接で落ちました) - 最終面接 :2月中旬
グループ面接
人事部の方と1対4のグループ面接でした。グループ面接は初めて実施されてそうです。(志望する人が多すぎてさばききれないためだと思われます)
人事の質問に対して、端の方から順番に答えていくというものでした。話す順番はずっと固定で、人事の方もあまり慣れていない様子でした。
質問を受けて一人一人が応えて、それで終わりで、全く深掘りはありませんでした。その繰り返しでした。正直何を見ていたのか、わかりませんでした。
なぜ落ちたのかわかりませんが、落ちました。反省点については、また別記事でまとめようと思います!!
新日本科学PPDのインターンシップ
他CRO企業と同様に、インターンシップに参加することで、本選考を早期で受けることが出来ることは、一番のメリットであると思います。
しかし、2回のインターンシップに参加して、積極的に意見など発表していたのにも関わらず、本選考では、グループ面接落ちたのでインターンシップの実績と本選考で受かるかどうかは全く関係ないと思われます。
○おすすめ就活サービス5選○
私が就活を有利に進めるために、重宝した就活サイトをご紹介します(リクナビやマイナビは省略します)
①「エントリーシート&面接対策」に役立つサイト
このサイトは必ず利用すべきです。登録すれば、企業ごとにあらゆる情報が手に入ります。
おすすめ度 | 特徴 | |
ONE CAREER | ★★★★★ | 約60,000件の通過ESが読み放題、完全無料 |
Unistyle | ★★★★☆ | 44,529枚のESと選考体験記が読み放題、完全無料 |
②オファー型スカウトサービス
経済産業省や資生堂、マイクロソフトなどの大手企業から「スカウトが来る」ので、通常選考と合わせて利用しましょう!
おすすめ度 | 特徴 | |
OfferBox | ★★★★☆ | ・登録企業数は6790社以上 ・2021年卒の登録学生数は138,000人 ・全国の就活生の1/3が利用中 |
LabBase | ★★★☆☆ | ・理系特化型の逆求人スカウトサービス |
③OB/OG訪問サービス
おすすめ度 | 特徴 | |
ビズリーチ・キャンパス | ★★★★★ | ・同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問サイト |