【2020年石油石炭業界】石油会社の売上高・年収ランキングを徹底分析

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石油・石炭業界などエネルギー関連の業界は、安定したイメージがあり、就活生の間で人気があります。
自動車のガソリンや工業用のオイル等の生活に必要不可欠な物を取り扱っているため、そのようなイメージがあるのでしょう。

しかし、日本における石油石炭産業が取り扱う原油のほとんどは輸入に頼っているため、原油価格や為替の変動に収益が強く影響される恐れがあります。
また、石油石炭業界は、他業界に比べて、海外の進出度が低い傾向にあり、日本国内の需要に頼っているため、内需の減少が直接収益の減少につながる傾向にあります。

したがって、少なからず問題を抱えているため、業界の先行きが不透明なイメージを持つ就活生も多くありません。そこで、まずはこの業界の各会社がどのような立ち位置にいるのかを軽く見てみてください。

本記事で作成した、2020年最新の日本国内の石油石炭業界の各会社の売上高・営業利益・経常利益・年収のランキングなどの情報が役に立てれば幸いです。

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▼利用者の声(Twitter)

遥華(23卒)
@hhharuka06
ワンキャリで内定者だけのES並べて読むのすごく勉強になる! おすすめです!
午後2:59 · 2021年9月21日·Twitter for iPhone

https://twitter.com/hhharuka06/status/1440193941400272902

しがない生
@shigohiba0402
unistyleっていうサイトもよく見てた。 ESの基本的書き方などが丁寧に書かれていたので、結構おすすめ。
#就活
午前8:06 · 2019年3月5日·Twitter for iPhone

https://twitter.com/shigohiba0402/status/1102706965996662784

こーた@旧帝理系大学院生
@kota2486
インターンとか説明会に参加する前にunistyleとかonecareerで去年の本選考のESの設問を見ておくのがおすすめ。僕の体験談ですが、3月にいざ本選考のES書こうとしたときに、”これ聞いておけば良かった!”と思ったことが多々ありました。目的意識を持つだけでインターンや説明会の価値が高まります。
午後7:12 · 2021年8月16日·Twitter Web App

https://twitter.com/kota2486/status/1427211714676678661

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【2020年】石油石炭業界|売上高・営業利益ランキング

石油石炭業界|売上高ランキング

まず、縦軸に売上高をとり、横軸に売上高が高い順に各企業を並べました。

石油石炭業界の売上高Top11をまとめると、以下の通りとなります。

左から順に、順位・企業名・売上高・営業利益・営業利益率を表しています。
営業利益率は、営業利益÷売上高×100を計算し、売上高に対する営業利益の割合を算出しました。

順位企業名売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
営業利益率
(%)
1JXTGホールディングス10,011,774-113,061-1.1
2出光興産4,425,144179,3194.1
3コスモエネルギーホールディングス2,738,00313,8930.5
4富士石油462,364-28,668-6.2
5日本コークス工業107,4081,6071.5
6ニチレキ66,7256,0099.0
7ユシロ化学工業37,2742,2135.9
8東亜石油34,596-383-1.1
9日本精蝋27,265-655-2.4
10MORESCO27,0641,2794.7
11ビーピー・カストロール12,5342,51520.1

売上規模がもっとも高い売上高のトップは、JXTGホールディングスで、売上高は10,011,774(百万円)でした。次点に出光興産の4,425,144(百万円)、コスモエネルギーホールディングスの2,738,003(百万円)、富士石油の462,364(百万円)、日本コークス工業の107,408(百万円)でした。

電機業界では、JXTGホールディングス出光興産コスモエネルギーホールディングスの売上規模が特に抜きん出ていることが伺えます。

営業規模がもっとも高い営業利益高のトップは、出光興産で、179,319(百万円)でした。次点に、コスモエネルギーホールディングスの13,893(百万円)、ニチレキの6,009(百万円)でした。
営業利益については、JXTGホールディングスは-113,061(百万円)で赤字を記録していました。

石油石炭業界は売上規模はトップ3社が特に高いのが印象的ですが、営業利益の観点から業界を見てみるとそれほど大きな差がないことが伺えます。

石油石炭業界|売上高と営業利益・営業利益率の比較

縦軸に営業利益率を、横軸に売上高をプロットした図となります。上のプロットほど売上高に対する営業利益が高いため、効率よく利益を出していると考えられます。

石油石炭業界の営業利益率の平均は約3%といわれています。大手3社(JXTGホールディングス出光興産コスモエネルギーホールディングス)は平均付近又は下回っていることがみられます。
一方で、ビーピー・カストロールニチレキユシロ化学工業の営業利益率は、石油石炭業界の平均営業利益率を大きく上回っていることが見られます。

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石油石炭業界|年収ランキング【2020年】

石油石炭業界の平均年収について、以下の表でランキング形式で紹介します。
左から順に平均年収・平均年齢・初任給を表しています。

平均年収については、部署の違いや年次が上がるにつれて個人差が大きくなる傾向にあるので、参考程度にとらえてください。

売上高
の順位
企業名平均年収(円)平均年齢(歳)初任給(円)
1JXTGホールディングス12,047,55343.1
2出光興産9,705,46642.2244,850
3コスモエネルギーホールディングス8,914,18241.5241,800
4富士石油7,424,00043.2239,000
5日本コークス工業5,547,705 41.8 222,000
6ニチレキ6,773,00041.9207,000
7ユシロ化学工業6,751,00042.7219,900 
8東亜石油7,638,00042.7244,800
9日本精蝋5,711,00039.6210,400
10MORESCO6,742,85342.7214,400 
11ビーピー・カストロール8,148,000 44.9230,000 
出典:日経会社DIGITAL

上の表から分かるように、石油石炭業界の平均年収は業界全体として高い傾向にあることが伺えます。
JXTGホールディングスの平均年収は10,000,000円を超えています。しかしホールディングスのデータであるので注意してください。

次に、出光興産、コスモエネルギーホールディングス、ビーピー・カストロールは平均年収が8,000,000円を超えている企業となり魅力的ですね。
ちなみに、ビーピー・カストロールはエンジオイルである潤滑油のトップブランドです。

石油石炭業界は上に挙げた企業においては平均年収が7,000,000円を超えている企業はいくつかあることから、年収という点で魅力ある妖怪であることが伺えます。
また、業界によっては平均年収が高い場合、平均年齢が高いことがありますが、電機業界の平均年齢が特に高いというわけではないようです。

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石油石炭業界|大手5社の基本データ

石油石炭業界においてTOP5に位置するのは、以下の5社です。

  1. JXTGホールディングス
  2. 出光興産
  3. コスモエネルギーホールディングス
  4. 富士石油
  5. 日本コークス工業

ここからは、各社の会社概要や直近数年の売上高・営業利益の推移をお伝えします。就活中・転職中の業界研究として活用してください。

①JXTGホールディングス

JXTGホールディングスの最新の企業報告書を参考にして作成した基本データが以下となります。

社名JXTGホールディングス株式会社
JXTG Holdings, Inc.
所在地東京都千代田区大手町一丁目1番2号
設立2010年(平成22年)4月1日
社員数40,695名
事業内容エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、
金属事業を行う子会社およびグループ会社の経営管理ならびにこれに付帯する業務

JXTGホールディングスの過去5年の売上高の推移ならびに営業利益の推移が以下となります。

②出光興産

出光興産の最新の企業報告書を参考にして作成した基本データが以下となります。

社名出光興産株式会社
所在地東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
設立1940年3月30日(創業1911年6月20日)
社員数13,000名
事業内容燃料油、基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源

出光興産の過去5年の売上高の推移ならびに営業利益の推移が以下となります。

③コスモエネルギーホールディングス

コスモエネルギーホールディングスの最新の企業報告書を参考にして作成した基本データが以下となります。

社名コスモエネルギーホールディングス株式会社
所在地東京都港区芝浦一丁目1番1号
設立2015年10月1日
社員数155名(2019年3月31日現在)
事業内容総合石油事業等を行う傘下グループ会社の経営管理及びそれに付帯する業務

コスモエネルギーホールディングスの過去5年の売上高の推移ならびに営業利益の推移が以下となります。

④富士石油

富士石油の最新の企業報告書を参考にして作成した基本データが以下となります。

社名富士石油株式会社
Fuji Oil Company, Ltd.
所在地東京都品川区東品川2-5-8 天王洲パークサイドビル
設立2003年1月31日
社員数単独482名、連結681名 (2019年9月末現在)
事業内容原油の輸入、石油の精製ならびに石油製品および石油化学基礎製品の製造、
加工、貯蔵、輸出入および売買等

富士石油の過去5年の売上高の推移ならびに営業利益の推移が以下となります。

⑤日本コークス工業

日本コークス工業の最新の企業報告書を参考にして作成した基本データが以下となります。

社名日本コークス工業株式会社
NIPPON COKE & ENGINEERING CO., LTD.
所在地東京都江東区豊洲3丁目3番3号
設立明治22年
社員数
事業内容コークスの製造・販売、石炭・石油コークスの販売
化学機器・装置の製作・販売
資源リサイクル事業、物流事業、不動産事業 他

日本コークス工業の過去5年の売上高の推移ならびに営業利益の推移が以下となります。

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