皆さんは、会社の違いを売上高だけで見比べていないでしょうか?
就職活動をしていく中で、興味がある企業の業績は皆さん気にしますよね。
しかし、売上高だけを見るのは非常にもったいないです。
本記事では、売上高に加えて、営業利益・経常利益の見方を簡単に解説していきます。

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午後7:12 · 2021年8月16日·Twitter Web App
売上高
企業の売上高とは?
企業の業績を示す売上高とは、企業のモノやサービスに対して、顧客が支払った金額の合計を指します。
企業の仕事は、顧客のニーズに応えて様々なモノやサービスを提供することが一つの使命です。
すなわち、いいモノやサービスを様々な顧客に提供することで、その対価を顧客が支払うことで、売上高が伸びます。
売上高が高い=安定した企業?
企業の売上高を確認している就活生が直面する疑問として、「売上高が高い=安定した企業なのか?」ということですね。
売上高が高い=安定した企業、いい会社という印象をもつ学生が多いと思います。
しかし、企業の売上高は直近の決算によるものとなっているため、必ずしもそうとは言えません。
売上高はあくまで過去の業績であるため、将来の企業の安定性を予測したりできる数値ではないことは確認しておきましょう。
しかし、売上高が数年にかけて伸びている企業は少なくとも成長している企業ととらえることが出来ます。
また、売上高がいくら高くても利益が出ていない場合もあります。
例えば、以下の絵を参考に見てください。
A社とB社の売上高が同じ場合、コストが低いA社とコストがかかっているB社とでは、最終的に会社に残る利益に大きな差が出ています。
その結果、利益が高いA社では、社員にお金を還元したりすることが出来ます。
すなわち、同じ売上高の両社ですが、実際に良い会社「優良企業」と言えるのは、A社となリます。
いい会社選びをするために他の指標も参考にしよう。
業界研究や会社のランキングは、売上高で決まっていて、就活生の皆さんは少しでもランキングの高い企業に入ることにこだわる傾向にあると思います。
その結果、理想と現実のギャップが起こり、こんな社会人生活ではなかったと悩むことになることも度々聞きます。
そのためには、売上高といった一つの指標にのみ着目するのではなく、売上高以外の指標にも着目することが大事です。
それでは、他の指標として営業利益と経常利益について説明していきます。
営業利益
企業の営業利益とは?
企業が本業で稼いだ利益を表します。
売上高からコストを差し引くことで計算します。
例えば、ブランド店を考えてみましょう。
一般的には、商品を仕入れて販売します。その時に仕入れ値がかかります。しかし、売るためには仕入れ以外にも、人件費・広告費・光熱費などの販売費および一般管理費がかかります。
売上高から仕入れ値を差し引いた額が「売上総利益」となります。
さらに、売上総利益から、販売費および一般管理費を差し引くことで「営業利益」が計算されます。
営業利益で何がいえるの?
営業利益は本業の利益を指しています。
営業利益が伸びている企業は、本業の部分で伸びている企業ということが出来ます。
すなわち、就職してからするであろう仕事が伸びている可能性が高いということです。反対に、営業利益が赤字というところは、本業が伸び悩んでいて経営に苦しんでいると考えることができます。
経常利益
企業の経常利益とは?
企業が通常行っている業務の中で得た利益のことを指します。
企業の利益は、企業の本業とそれ以外の事業の損益を分けて計算しています。
本業の利益を営業利益といい、それ以外を営業外利益と言います。
例えば、ブランド店では、本業の商品で得た利益は営業利益となりますが、それ以外にも例えば店舗の一部を貸したりすることで利益を得ることがあります。
経常利益には、本業の営業利益以外にも家賃収入なども含まれます。
経常利益で何が言えるの?
営業利益と異なり、経常利益は企業がどのくらい稼いでいるのかを示している大事な指標の一つです。
企業全体の収益を表していることから、経常利益が伸びている企業は安定していると考えることができます。
営業利益が黒字だけど、経常利益が赤字?
営業利益が黒字のケースの場合、本業の業績が好調です。一方で、経常利益が赤字なので、会社の経営状況は良くありません。
この場合、本業以外で赤字が出てしまっていると考えられます。
一方で、営業利益が赤字で経常利益が黒字の場合があります。この場合は、本業の経営に課題があることが分かります。
まとめると、営業利益では本業の利益が、経常利益では会社全体の利益が分かります。
おわりに
売上高と、営業利益、経常利益についての理解が深まりましたか?
就職活動で会社説明会を受けるときには、売上高だけではなく、営業利益や経常利益など異なる視点で会社と見つめ直すことで、他の人よりも会社を深く見ることができると思います。