私自身、就職活動を通じ、数多くの就活サイトに登録しました。
皆さんも、街中やSNSであらゆる就活サイトの広告を見る機会があるでしょう。
就活は情報戦=情報弱者は就活に不利。
この構造をなくすために、この記事を作成しました。
そこで、トップ企業に内定する過程で本当に役立ったおすすめの就活サイトだけをまとめたいと思います。
この記事で紹介する就活サイトの一覧がこちらです。
紹介する就活サイトはすべて利用が無料であり、効率的に就活を進める上で役立ちます。
大手企業内定者がおすすめする「使うべき就活サイト一覧」
結論からまとめると以下のようになりました。

私の意見としては、「この表に載っていない就活サイトは基本的に使う必要はない」と考えています。
もし、新しい就活サービスを勧められたら、まずはこの表を確認してみてください。この表に載ってなければ、就活サイトに登録する前に利用料金が発生するのか、勧誘が激しいのかなどを調べてみたください。
絶対に使うべき就活サービス6選
- マイナビ
- リクナビ
- ONE CAREER
- Unistyle
- 外資就活ドットコム
- OpenWork
私自身も、上記6つの就活サービスには、めちゃくちゃお世話になりました。
目的に合わせて絶対に使うべき特化系就活サービス
- OBOG訪問アプリの2強(ビズリーチ・キャンパス、Matcher)
- 逆求人スカウトサービスの3強(OfferBox、LabBase、キミスカ)
私は逆求人サービスに登録し、企業からオファーをいただいたら面接を受けたりといった、本命企業の練習として利用していました。
ここからは、上記のおすすめな就活サービスを理由とともに解説していきたいと思います。
絶対に使うべき就活サービス6選
6つの就活サービスの良い点と悪い点を解説します。★は5段階評価です。
1. マイナビ
サイト名 | マイナビ |
公式サイト | https://www.mynavi.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
マイナビは就活生で知らない人はいないでしょう。
マイナビでは、エントリー企業を検索したり、インターンシップ実施企業を探したりできます。
また、説明会の予約や本選考でも利用します。
就活の序盤から終盤まで利用するため、就職活動で必須のサービスです。
2. リクナビ
サイト名 | リクナビ |
公式サイト | https://www.rikunabi.com/ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
リクナビもマイナビと同様に知らない就活生はいないでしょう。
リクナビとマイナビは、サービス自体は似ています。異なる点は、掲載企業が少し異なる点です。
企業側の事情になりますが、リクナビだけだったり、マイナビだけに掲載する企業があります。
個人的にはどちらも登録すべきサービスだと考えます。
3. ONE CAREER
サイトの特徴 | 人気企業の内定者ESが豊富。掲載企業44,469社。 |
サイト名 | ONE CAREER |
公式サイト | https://www.onecareer.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
ONE CAREERは内資系・外資系・ベンチャー系の様々なトップ企業~中小企業までの選考情報が見られるサイトです。
企業ごとに、通過したESや面談の体験談が書かれているため、ESを提出する際や面談の前日によく利用していました。さらに、インターンの体験談もあるため、参加する意義があるインターンかも参加する前から知ることができます。私の周りでは90%以上の友人が利用してました。こちらから登録できます。
ONE CAREERの利用を勧める最大の利点は、「守備範囲の広さ」「選考体験記」「合格の秘訣」の3つです。
「守備範囲の広さ」は、内資系・外資系・ベンチャー系までまんべんなく情報が収集され掲載されていることです。「選考体験記」は、1次面接~最終面接で幅広く体験談が掲載されています。「合格の秘訣」は各社ごとに無料会員限定で見ることができるもので、選考途中で落ちてしまった人のアドバイスなどが掲載されています。
ONE CAREERは合同説明会などの募集もしていますが、私は行かなくてもいいかなと思いました。
4. Unistyle
サイトの特徴 | 就活記事やテクニックが掲載。ES掲載数25,316枚。 |
サイト名 | Unistyle |
公式サイト | https://unistyleinc.com/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
Unistyleは、ONE CAREERと同様に、内資大手企業~外資企業の就活体験記が掲載されています。ONE CAREERと比べると記載数が少し少ないのが特徴です。そのため評価は★4つとなっています。私が利用した時は、ONE CAREERは掲載数が多く数で勝っていて、Unistyleは一つ一つの掲載記事が非常に充実していて、自分でESを書く際に役立つ部分が多いと感じました。したがって、2つ共に登録してお互いのいいESを参考にするのが良いと思います。こちらから登録できます。
裏話的には、UnistyleとONE CAREERに掲載されている記事は、就活を終えた内定者が書いた体験談となります。ちなみに、内定者は体験談を投稿することでAmazonギフトを得ることができます。その規約的に、2つのサイトに同じ体験談を投稿することができないので、2つのサイト両方に登録しても見られる体験談が被ることはないでしょう。
Unistyleを勧める利点は、「テクニック」と「コラム」の2つです。
「テクニック」は、自己分析・エントリーシート・グループディスカッション・面接などに関する記事が豊富に掲載されています。「コラム」では、仕事関連・業界関連などの興味深い読んでて面白い記事がたくさんあり、参考になります。
5. 外資就活ドットコム
サイトの特徴 | 外資・日系トップ企業の志望者向け就活サイト |
サイト名 | 外資就活ドットコム |
公式サイト | https://gaishishukatsu.com/mail_auth |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
外資企業を中心としたトップ企業を一通りカバーしているのが外資就活ドットコムです。「外資」就活ドットコムという名前ですが、内資の企業一部掲載されています。こちらから登録できます。
外資就活ドットコムには、「コミュニティ」という就活口コミサービスがあります。大手外資企業の募集が始まったのかや、ESの通過の有無などが投稿されています。
外資就活ドットコムはトップ企業の情報は充実していますが、それ以外の情報は薄いようい思えます。外資就活ドットコムを利用する際には、ONE CAREERやUnistyleと併せて利用するのが良いでしょう。
6. OpenWork
サイト名 | OpenWork |
公式サイト | https://www.vorkers.com/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
OpenWorkはもともとvorkersというサイトで、社員が匿名で企業で働いた体験談を投稿し、共有するサービスです。「年収」「残業時間」「将来性」など複数の項目で会社の生々しい内情を知ることができます。
選考対策に使ってもいいですが、「本当にこの会社に入って満足できるか」など説明会で社員に質問しにくい事をサイトで調べてみるのがいいと思います。特に、「年収」や「残業時間」などについては生々しい実際の声が掲載されているので、参考になると思います。やりがい搾取など社会問題になっていることに遭遇しないためにも、このサイトは有用であると思います。
以上で、絶対に使うべき就活サービス6選を解説させていただきました。
続いて、目的に合わせて絶対に使うべき特化系就活サービスを解説します。
目的に合わせて絶対に使うべき特化系就活サービス2+3選
1. OBOG訪問アプリの2強(ビズリーチ・キャンパス、Matcher)
OBOG訪問サービスは、OBOG訪問が可能な社会人がサイトで一覧になっていて、学生がOBOG訪問を申し込むことができるアプリです。ビズリーチ・キャンパス、Matcherが代表的なアプリです。
大手企業に内定を得るためにはOBOG訪問をすることが大切です。
大手企業は、「志望動機」と「志望度」を非常に重視しています。そのため、OBOG訪問を行ってその部分を磨き込み、より具体的に説得力あるものに仕上げることが大切です。また、会社説明会などで聞くことができない、より具体的な仕事内容や環境、満足度なども聞くことができます
したがって、私はOBOG訪問サービスを就活初期から利用することをおすすめします。
OBOG訪問サービスは2つあります。それぞれの特徴を簡単に説明します。
ビズリーチ・キャンパス

サイトの特徴 | 自分の大学の先輩に訪問できる |
サイト名 | ビズリーチ・キャンパス |
公式サイト | https://br-campus.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
ビズリーチ・キャンパスでは、同じ大学出身の先輩にOBOG訪問できるサービスです。こちらから登録できます。
高学歴限定のマッチングサイトで、MARCH・関関同立以上の学歴であれば利用することができます。利用できない場合は残念ですが、Matcherを利用するとよいでしょう。
Matcher

サイトの特徴 | 自分の大学の先輩に訪問できる |
サイト名 | Matcher |
公式サイト | https://matcher.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
Matcherは社会人の簡単なお願い(例:商品のアンケートをさせてほしい)をかなえる代わりに、OBOG訪問に応じてくれるサービスです。こちらから登録できます。
社会人側にも合うメリットがあるため、会える確率が高いという声をよく聞きます。こちらのサイトは学歴に関係なく誰でも利用できます。
OBOG訪問の社会人一覧を見ると、大手企業在籍の方にいますが、中小・ベンチャーの方も多く、目的によってはあまり使えないかもしれません。ビズリーチ・キャンパスを利用できるならばそちらを利用し、できないならば、時間はかかりますがMatcherで志望企業の先輩社員を探してみましょう。
2. 逆求人スカウトサービスの3強(OfferBox、LabBase、キミスカ)
逆求人スカウトサービスは、端的に言うと、「内資大手企業の選考をあわよくばショートカットするため」のサービスです。OfferBox、LabBase、キミスカが代表的なサービスです。
逆求人スカウトサービスとは、サイトに自分のプロフィール(ESみたいなもの)を登録しておくと、企業から逆に「スカウト」が来るサービスです。一般的には、就活生が企業に書類を提出して選考が始まるのとは逆のプロセスであるため、「逆求人スカウトサービス」と言われています。
このサービスを利用する大きなメリットが2つあります。
一つ目は、「スカウトが来た企業のES提出や説明会参加、面接の一部が免除される」ことです。だから、一般的な選考ルートに比べて、楽に選考をパスできます。
二つ目は、スカウトの反応をみて、「プロフィール(ES、自己分析)をブラッシュアップできる」ことです。逆求人スカウトサービスでは、企業がESを見てスカウトします。したがって、スカウトがたくさん来る=ESの完成度が高い、スカウトが来ない=ESの完成度が低い=ブラッシュアップが必要、と考えることができます。
逆にデメリットはあまりないですが、しいてあげるならば、希望の企業群からスカウトをもらえない恐れがあることです。したがって、「逆求人スカウトサービス」を利用するなら、一般的な選考と併用して利用することをおすすめします。
以上より、逆求人スカウトサービスは、トップ内資系企業を受ける多くの学生が利用しています。また、利用するならば、就活初期(インターン開始)~中盤(本選考開始2ヵ月前ぐらいまで)での利用が効果的でおすすめします。
OfferBox
サイトの特徴 | 逆求人スカウトサービスの中で日本最大 |
サイト名 | OfferBox |
公式サイト | https://offerbox.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
OfferBoxは、逆求人スカウトサービスのうち日本で最大のサービスです。こちらから登録できます。
登録企業数は6790社以上で、2021年卒の登録学生数は138,000人と全国の就活生の1/3が利用していました。経済産業省、資生堂、マイクロソフト、朝日新聞、LINEのような大手の企業・官公庁が利用しています。
これら企業の早期選考ルートを得たり、早期内定を目指すならば、OfferBoxを利用しましょう。ちなみに、OfferBox経由で内定先が決まった学生のうち1000名以上の学生は大手企業だそうです。
一つ注意点として、早い段階でプロフィールを80%以上入力することを勧めます。プロフィールの空欄があったり、完成度が低いとスカウトが来る可能性が低くなってしまうためです。
LabBase

サイトの特徴 | 理系特化型の逆求人スカウトサービス |
サイト名 | LabBase |
公式サイト | https://compass.labbase.jp/ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
LabBaseは、理系学生に特化した逆求人スカウトサービスです。こちらから登録できます。
LabBaseでは、研究内容までプロフィールに記載できるので、「頑張ってきた研究内容」を採用担当者が見てスカウトを送ります。三菱ガス、住友電工、DENSO、富士フィルム、LINEなどの多くの大手企業が利用しています。これらの企業の採用フローをショートカットしたい場合に利用するのが良いでしょう。
キミスカ

サイトの特徴 | 適性検査が受けられる逆求人スカウトサービス |
サイト名 | キミスカ |
公式サイト | https://kimisuka.com/ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
キミスカも、OfferBoxと同じ逆求人スカウトサービスです。キミスカに掲載されている企業は、OfferBoxに比べてベンチャーや中小優良企業が多い印象があり、OfferBoxに比べてキミスカの方がたくさんの企業から興味を持ってもらいオファーを頂いた経験があります。こちらから登録できます。
キミスカを利用する最大の目的は、キミスカサイト内にある無料の適性検査です。この適正検査は自己分析に役立つ精度の高い適性検査だと思います。
キミスカの適性検査を受検すると以下のような診断結果が得られます。こちらは性格の傾向に関する結果です。他にも8つほどの項目があります。
例えば、上記の結果からは、私は「落ち着きがあるが、受け身の傾向で、しかしこだわりが強く粘り強い」と言えます。確かに自分自身の大学の活動を振り返ると粘り強さが見られた場面があったので、私の場合は粘り強さを一つの武器としてアピールしてました。
無理やりこじつけた自分の特徴ではなく、客観的な診断結果から自分の特徴を知ることができたので、自己分析に役立ったと思います。
最後に
以上が、就職活動を行っていくうえで、おすすめしたいサービスとなります。
冒頭にも書きましたが、就活は情報戦=情報弱者は就活に不利、です。
それをなくすために本記事を作成いたしました。
特に就活情報が手に入りにくい地方大学の学生や、就活意識が低い学生のために本記事が届き役立ったら幸いです。